本田圭佑W杯生き残り確率50%/ニッカン当落予想

W杯出場を決め、笑顔で手を振り場内1周する日本代表(8月31日)

 サッカーW杯アジア最終予選が終わり、日本代表は来年のロシア大会への出場権を手にした。そこで最終予選出場全32選手の成績とともに“どこよりも早い”ロシア大会メンバー(23選手)の当落予想を、日刊スポーツが独断で選んだ。

 データは名前、年齢、所属と日刊スポーツ独断の当落予想数値、下は最終予選の試合数(出場時間)得点、アシスト(GKは失点数)と予選での寸評

<GK>

西川周作(31=浦和レッズ)40%

 ◆5試合(450分)5失点=ホームのサウジアラビア戦の後半終了間際に相手ヘディング防ぎ同点危機から救う

川島永永嗣(34=メッス)80%

 ◆5試合(450分)2失点=アウェーUAE戦で最終予選初先発し、1対1を防ぎ試合後「涙止まらず」

<DF>

吉田麻也(29=サウサンプトン)90%

 ◆10試合(900分)1得点0アシスト=ホームのオーストラリア戦に勝ち、唯一の全試合フルタイム出場で予選突破の瞬間を迎える

酒井宏樹(27=マルセイユ)90%

 ◆9試合(795分)0得点3アシスト=アウェーUAE戦は守備でノーミス、絶妙スルーパスで久保の先制点を演出

森重真人(30=FC東京)50%

 ◆7試合(630分)0得点0アシスト=アウェーUAE戦は負ければ4位転落危機の一戦という中、空中戦でも地上戦でも圧倒

長友佑都(30=インテルミラノ)80%

 ◆6試合(540分)0得点1アシスト=ホームのオーストラリア戦は左サイドからの神クロスで浅野の先制点をアシスト

酒井高徳(26=ハンブルガーSV)70%

 ◆6試合(465分)0得点0アシスト=ホームのタイ戦は長谷部不在の危機に本職ではないボランチで先発して完封

昌子源(24=鹿島アントラーズ)80%

 ◆3試合(270分)0得点0アシスト=ホームのオーストラリア戦は吉田とCBコンビを組み、相手の高さを封じて完封勝ち

槙野智章(30=浦和レッズ)50%

 ◆1試合(90分)0得点0アシスト=アウェーのオーストラリア戦にフル出場も得点絡めず試合終盤にイエローカードもらう

丸山祐市(28=FC東京)20%

 ◆1試合(1分)0得点0アシスト=アウェーのオーストラリア戦で、ロスタイムの後半46分にFW原口に代わって入る

 

<MF>

山口蛍(26=セレッソ大阪)90%

 ◆8試合(653分)1得点0アシスト=26歳誕生日だったホームのイラク戦に途中出場し、後半ロスタイムに劇的な決勝ゴール

長谷部誠(33=フランクフルト)90%

 ◆6試合(540分)0得点1アシスト=ホームのオーストラリア戦後に離脱するほどの右ひざ痛を我慢してプレーしチームを統率

香川真司(28=ドルトムント)70%

 ◆6試合(441分)1得点1アシスト=アウェーのオーストラリア戦は珍しく守備に専念。司令塔ムーイを封じて勝ち点1に貢献

井手口陽介(21=ガンバ大阪)80%

 ◆3試合(242分)1得点0アシスト=ホームのオーストラリア戦で攻守に躍動。最終予選で中田英寿に次ぐ2番目の年少得点を記録

清武弘嗣(27=セレッソ大阪)60%

 ◆5試合(240分)1得点3アシスト=ホームのサウジアラビア戦は香川に代わって司令塔役として攻撃を操り、PKで得点も

今野泰幸(34=ガンバ大阪)50%

 ◆2試合(118分)1得点0アシスト=アウェーのUAE戦でW杯予選2番目の年長ゴールを奪う。だが試合後に骨折が判明

遠藤航(24=浦和レッズ)40%

 ◆1試合(90分)0得点0アシスト=中立地でのイラク戦、ともに最終予選初出場の井手口とボランチを組みフル出場

柴崎岳(25=ヘタフェ)40%

 ◆1試合(80分)0得点0アシスト=アウェーのサウジアラビア戦はインサイドハーフでプレーしたが、目立ったプレーできず

大島僚太(24=川崎フロンターレ)30%

 ◆1試合(75分)0得点0アシスト=ホームのUAE戦に代表デビューも相手選手倒してPK献上など2失点に絡んだ

柏木陽介(29=浦和レッズ)20%

 ◆1試合(67分)0得点0アシスト=ホームのイラク戦にボランチで先発出場。シュート0本もつなぎ役としてチームに貢献

倉田秋(28=ガンバ大阪)40%

 ◆2試合(39分)0得点0アシスト=中立地のイラク戦で原口に代わり途中出場も周囲が体力を消耗する中、連係ままならず

 

<FW>

原口元気(26=ヘルタ)90%

 ◆10試合(703分)4得点1アシスト=アウェーのタイ戦に初先発し決勝ゴール。ここから史上初の最終予選4戦連発を記録

本田圭佑(31=パチューカ)50%

 ◆9試合(556分)1得点2アシスト=ホームのサウジアラビア戦で衝撃の先発落ち。後半から出場したが世代交代の転換点に

大迫勇也(27=ケルン)90%

 ◆4試合(347分)1得点0アシスト=中立地のイラク戦は猛暑高地で技あり先制ヘッド。半端ないキープ力も光った

岡崎慎司(31=レスター)70%

 ◆7試合(311分)1得点0アシスト=ホームのタイ戦に最終予選4試合ぶりの先発出場、世代交代にあらがう意地の1得点

久保裕也(23=ヘント)80%

 ◆6試合(308分)2得点2アシスト=アウェーのUAE戦で本田をベンチに追いやり1得点1アシストの大活躍

浅野拓磨(22=シュツットガルト)80%

 ◆6試合(261分)2得点0アシスト=ホームのオーストラリア戦でハリルホジッチ監督の抜擢に応える先制点を決めた

小林悠(29=川崎フロンターレ)20%

 ◆3試合(96分)0得点0アシスト=アウェーのオーストラリア戦に最終予選初先発し、勝ち点1につながる激しいプレス

乾貴士(29=エイバル)80%

 ◆1試合(76分)0得点0アシスト=ホームのオーストラリア戦に左FWで先発、ハリルホジッチ監督は「日本のマラドーナ」と称賛

宇佐美貴史(25=デュッセルドルフ)50%

 ◆3試合(35分)0得点0アシスト=ホームのUAE戦は最初の交代カードで出場も不発、徐々に召集から遠ざかる試合に

杉本健勇(24=セレッソ大阪)40%

 ◆1試合(23分)0得点0アシスト=アウェーのサウジアラビア戦に途中出場、代表デビュー果たすも期待された空中戦で勝てず

武藤嘉紀(25=マインツ)40%

 ◆1試合(8分)0得点0アシスト=アウェーのタイ戦で後半37分、浅野と交代して1トップでプレーもシュート打てず

 

<招集されたが未出場選手>

GK林彰洋(30=FC東京)30%

GK東口順昭(31=ガンバ大阪)70%

GK中村航輔(22=柏レイソル)50%

DF植田直通(22=鹿島アントラーズ)60%

DF太田宏介(30=FC東京)20%

DF宇賀神友弥(29=浦和レッズ)30%

DF三浦弦太(22=ガンバ大阪)40%

MF加藤恒平(28=ベロエ・スタラザゴラ)10%

MF永木亮太(29=鹿島アントラーズ)30%

MF小林祐希(25=ヘーレンフェイン)50%

MF高萩洋次郎(31=FC東京)40%

FW斎藤学(27=横浜F・マリノス)30%

<W杯に向けて招集が期待される選手>

DF鈴木大輔(タラゴナ)室屋成(FC東京)冨安健洋(アビスパ福岡)

MF森岡亮太(ワースランドベベレン)堂安律(フローニンゲン)

FW南野拓実(ザルツブルク)鈴木優磨(鹿島アントラーズ)鎌田大地(フランクフルト)小川航基(ジュビロ磐田)久保建英(FC東京)