ガンバ大阪の日本代表DF三浦弦太(22)が7日、代表遠征から帰阪し、大阪・吹田市内での練習に合流した。

 練習を全てこなし、コンディションについて「大丈夫」とキッパリ。今回のW杯アジア最終予選の2試合は出場機会がなく、悔しい思いもした。「(W杯)出場が決まった時は素直にうれしかったけど、やっぱり『いや、自分が』という気持ちもあった」と正直に話した。

 センターバックは現在、吉田と昌子が不動の状況。W杯本番まで残り9カ月で代表に定着するためには、さらなる成長が求められる。リオ五輪世代の三浦も課題として「どの相手に対しても負けないこと。1対1では絶対負けないことが必要だと思う」と分析した。

 この日合流したばかりだが、9日にはホーム神戸戦が待つ。三浦が不在だったルヴァン杯準々決勝で2試合戦ったばかりで、1勝1分けと敗れていない相手。自らが出場する試合では日本代表として、特に元ドイツ代表FWポドルスキに負けられない。「1発で点が取れたり、確実にシュートが打てる選手だと思う」。まずは2連勝が懸かる一戦で完封に貢献し、W杯のメンバー入りを目指してレベルを向上させていく。