日本勝った!2位浮上 伊東純也決勝ゴール “最終兵器”三笘薫のクロス

オマーン戦でプレーする伊東(左)(ロイター)

<ワールドカップ(W杯)アジア最終予選:オマーン0-1日本>◇16日◇マスカット

日本はアウェーで1-0でオマーンに勝ち、W杯本大会への出場権が得られるB組2位に浮上した。

絶対に勝たなければいけなかった試合。勝ち点9で3位だった日本と、同7で4位だったオマーンとの争いで勝ち点3を手にした。

直前の試合で、2位だったオーストラリアが中国と引き分けた。勝てば2位浮上という大チャンスを、MF伊東のゴールでモノにした。

オマーンには、9月の最終予選初戦で敗れ、まさかの黒星スタート。アウェーとはいえ2度目の対戦は、勝利しか許されなかった。

森保一監督の去就問題に発展する可能性もあった一戦。指揮官は、定番ともいえるいつものメンバーを信頼して送り出した。判で押したような顔ぶれで、累積警告による出場停止のMF守田の代役には、サウジアラビア戦でまさかのバックパスで、相手に得点を“プレゼント”したMF柴崎を3試合ぶりに先発起用した。

しかし前半は、その柴崎、FW大迫ら、森保チルドレンが機能せず、見せ場はほぼなし。0-0で折り返した。

森保監督は、珍しく、後半開始から勝負手を打つ。国際AマッチデビューのMF三笘を投入。MF柴崎を下げた。その三笘が躍動し、何度かチャンスを作りだしたがゴールが遠い。

その後は、いつもの交代。同17分にDF長友をDF中山に、MF南野を下げ、FW古橋を入れた。

じりじりした展開の中、後半36分にMF三笘のクロスに、伊東が飛び込み、待望の1点を挙げた。

指揮官は15日の試合に向けた公式会見で、「1戦1戦、力を出し切ってチームとして戦っていけば必ずW杯の出場権をつかみ取れると思っています」と述べていた。

現地で試合が行われた「11・16」は日本サッカー界にとって、特別な日。あの「ジョホールバルの歓喜」の日として刻まれている。

1997年のW杯フランス大会アジア第3代表決定戦。野人・岡野の決勝弾で、強豪イランに3-2で競り勝ち、初めてW杯への扉を開いた日。24年たち、同じ「11・16」に大きな大きな勝ち点3をつかんだ。

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