日本代表MF佐野海舟(25=マインツ)が18日、ブンデスリーガのシーズンを終えて羽田空港に帰国した。FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会への思いを明かした。
今季はドイツ1部の全34試合で先発出場。日本人で初めて2季連続すべての試合で先発した。「常に目の前の1試合にフォーカスしてやってきた。体的にしんどい時もあったが、頭はしっかり常に動かし続けながらできた」と振り返った。
デュエル(球際の攻防)の勝利数はリーグ2位の362回、走行距離では同3位の401・1キロをマークした。「守備では基準を高めていけた。課題である攻撃では、少しずつ自分のできることが増えてきた」と淡々と振り返った。
15日にはW杯メンバーが発表され、初めて26人に名を連ねた。テレビで見守り、名前を呼ばれると「少し緊張しながら見ていた。全くホッとしていないし、うれしいよりも正直、責任感の方が大きい」と明かした。
弟の航大(NEC)は落選となり「もちろん悔しいと思う」とおもんぱかった。「選ばれなかった人、けがをした人、いろんな人の思いを戦っていきたい」と見据えた。
W杯は「特別な舞台で、みんなの憧れだと思う。そういうところでプレーできるのは当たり前ではないし、見ている人に何かを与えたい」と覚悟を示していた。【飯岡大暉】