C大阪柿谷1年半ぶり復帰戦、無得点も勝利喜ぶ

町田対C大阪 後半26分、決勝ゴールを決めたMF山村(左端)を祝福するC大阪FW柿谷。中央はDF山下、後方左はがっくりする町田MF森村(撮影・野上伸悟)

<J2:町田0-1C大阪>◇第1節◇28日◇町田

 C大阪FW柿谷曜一朗(26)が町田とのアウェー開幕戦にフル出場した。

 スイス1部バーゼルから約1年半ぶりとなる古巣復帰戦だったが、ゴールには絡めなかった。チームも4年ぶりJ2昇格の町田にシュート16本(C大阪7本)を浴び、苦しい展開。後半26分に右CKからMF山村が頭で合わせ、辛勝した。

 柿谷は「これから多くの試合がある中、こういう試合も増えると思いますけど、勝ち切ることが必要」。右サイドで先発し、後半からはトップ下でプレー。自身も不発で、チームも苦しんだが、勝利を喜んだ。

 その上で柿谷は「僕の得点やアシストも必要。周りの皆さんも得点を期待してくれていると思う。期待に応えられるようにしたい」と意気込んだ。