4年ぶりJ2昇格の町田は大声援を受け、C大阪に善戦した。

 本拠地・町田市陸上競技場には主催試合最多となる1万112人が訪れた。後半26分にCKから失点し、敗れたが互角以上の戦いぶりを見せた。シュートは町田16本、C大阪7本。前半はC大阪のシュートを1本に抑えた。

 相馬直樹監督(44)は「サポーターの方に素晴らしい舞台を作ってもらった」と感謝を述べ、「選手たちは今できることを表現してくれた90分だった」とねぎらった。

 セットプレーの1点に泣いたものの、優勝候補のC大阪に、内容では押していた。「勝てないのは残念」とした上で「次につながるゲームができた」と手応えを感じた様子だった。

 これまで主催試合最多記録は8629人。昨年11月、大分とのJ2・J3入れ替え戦だった。