仙台レディース北原、古巣新潟に“完封”で恩返しだ

ボール回しの練習で笑顔を見せる仙台DF北原

 なでしこリーグ、仙台レディースDF北原佳奈(27)が、特別な思いを胸に秘めてピッチに立つ。17日に昨年まで5年間在籍した新潟とアウェーで対戦。13日は仙台市内で調整し「感謝の気持ちがある。結果を残したい。無失点が一番の目標」と、完封勝ちでの恩返しを誓った。

 関東学園大(群馬)から新潟に入団した11年、素質を買われてレギュラーに抜てきされた。1年目は「うまい選手じゃなかった。スピードについていけず、1対1にも勝てなかった」と苦笑いするが、試合に出ることで欠点に気が付いた。

 毎日の自主練習では1対1のヘディング、ロングキック、筋力トレーニングなど、センターバックに求められる技術と肉体面を強化。13年に初めてなでしこジャパン入りし「代表に入って自信が持てるようになった」。15年W杯カナダ大会では準優勝を経験した。

 原点は新潟にあるが、この日も居残りでロングフィードを確認するなど、新天地でも向上心は変わらない。「成長した姿を見せたい」。古巣との初対決に静かに闘志を燃やした。【久野朗】

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