川崎Fが今季初黒星 FW大久保「結果的に力負け」

後半、川崎F・FW大久保(左)はシュートを放つも浦和守備陣が数をかけての懸命のブロックにあう(撮影・松本俊)

<明治安田生命J1:川崎F0-1浦和>◇第1ステージ第8節◇24日◇等々力

 川崎Fが浦和に今季初黒星を喫し、2位に転落した。

 浦和の速いプレスに判断が遅れ、いつものパスサッカーが出せなかった。カウンターから何度もチャンスをつくったが1点が遠かった。今季初の無得点に、エースFW大久保は「奪った瞬間、こっちがすぐに前に行ければ何点でも入った。でも(前に)出せなかったのは結果的に力負けだった」と振り返った。

 次節はDFエウシーニョが出場停止。DF奈良は右足すねの裂傷で後半41分に交代した。傷が深く、チームドクターが10針縫ったという。29日にはG大阪戦が控える。苦しい台所事情の中での対戦となるが、MF中村は「ここからが問われる」と気を引き締めた。

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