東京室屋、中島そろって先発も連敗でリオ五輪へ

激励の花束を贈られるリオデジャネイロ五輪日本代表の左から東京MF中島、DF室屋、柏GK中村(撮影・野上伸悟)

<明治安田生命J1:東京0-1柏>◇第2ステージ第4節◇17日◇味スタ

 東京のリオ五輪代表コンビがそろって先発したものの、2連敗でチームを離れることになった。

 DF室屋成(22)が右サイドバックに、MF中島翔哉(21)が中盤の左サイドに入った。今季初先発となった中島は前半34分にビッグチャンスが訪れた。FWムリキから好パスが届き、フリーでシューを放ったもののゴールの上へ大きく外した。

 室屋は1点ビハインドの後半22分から、左サイドへ移ってプレー。クロスを配球し続けたが、決定機は生み出せずチームも敗れた。室屋は「チャンスある中で決めきれず、失点してしまうのが多い。修正していかないといけない。チームを離れるけど、五輪で結果を残していけるように努力したい」と切り替えた。