G大阪が18日、初めて吹田Sでファン感謝祭を行った。約8700人が来場し、選手企画のステージショーでは大阪らしくお笑い部門とダンス部門で対決。ダンス部門では、リオ五輪代表DF藤春広輝(27)とMF井手口陽介(19)が、ブラジル人FWパトリック、アデミウソンと一緒にサンバを披露した。

 オーバーエージとして五輪代表で盛り上げ役を買って出ていた藤春は、芸人の江頭2:50ばりのスタイルで登場。会場は爆笑で包まれ「笑ってくれればいいかな、と思った。やり切りました」と納得の表情を見せた。

 長谷川監督をはじめとする審査員5人全員が満点をつけ、文句なしの優勝。ゲスト審査員を務めたJリーグマネジャーでタレントの佐藤美紀は「アデミウソン選手のステップがすごい! 藤春選手、最高でした! ひと足先にリオ感が味わえて良かった」と感激していた。

 19日からリオ五輪代表に合流する藤春は「しっかり結果を出して帰って来られれば」。井手口は「まずはスタメンを取って、練習からしっかりやりたい。(メダルは)頑張ります」と意気込んだ。