聖和学園、凸凹コンビが決めた 2大会ぶり8強進出

聖和学園対聖カピタニオ女 後半9分、先制点を決め、喜ぶ聖和学園FW飯干(左から2人目)

<全日本高校女子サッカー:聖和学園2-0聖カピタニオ女>◇2回戦◇12月31日◇兵庫・五色台運動公園グラウンド

 聖和学園(宮城・東北2位)が聖カピタニオ女(愛知・東海3位)を2-0で撃破。2大会ぶりに2勝を挙げ、4日に行われる準々決勝に駒を進めた。神村学園(鹿児島・九州2位)と対戦する。

 身長差18センチの「凸凹コンビ」が、聖和学園を2大会ぶりの準々決勝に導いた。0-0の後半9分、ベンチ入り最長身166センチのFW飯干絵里(かいり、1年)が1回戦のハットトリックに続き2戦連続で先制点を決めた。ゴール前でこぼれ球を、利き足と逆の右で押し込み「今日は自分の得点じゃない、次は左で決めたい」。7分後には同最低身長148センチの左利きMF富井寿里菜(2年)が右クロスを右足で流し込んだ。

 左利き同士で抜群の連係を誇る。ポストプレーが売りの飯干は「寿里菜さんのパスは受けやすい」と言えば、司令塔役の富井は「絵里がどこに欲しいかが分かる」とあうんの呼吸を強調する。曽山加奈子監督(29)も「スタイルはお互い違うけど、いい味を出している」と絶賛。2人は「一番いい色のメダルをかけてあげたい」と、今大会で勇退する国井精一総監督(65)の有終の美を誓った。