山形木山監督が初陣白星「新しいスタート切れた」

前半、MF瀬川のクロスにダイビングヘッドで合わせ、先制ゴールを決める山形FW瀬沼(撮影・高橋洋平)

<明治安田生命J2:京都1-2山形>◇第1節◇26日◇西京極

 今季から指揮を執るモンテディオ山形の木山隆之(たかし)監督(45)が、初陣で開幕戦白星を挙げた。

 昨年のリーグ戦出場時間はわずか1分のMF瀬川和樹(26)をシステム3-4-2-1の左ウイングバックで起用。その瀬川が前半35分、左サイドからアーリークロスを放り込み、FW瀬沼優司(26)が頭で合わせ先制。後半12分には、MF鈴木雄斗(23)が冷静にPKを決めて押し切った。

 木山監督は「今年は挑戦の始まり。新しいスタートが切れた」と胸を張った。