名古屋何とか勝ち点1死守 終了間際に内田が同点弾

<明治安田生命J2:名古屋1-1岐阜>◇第2節◇4日◇豊田ス

 名古屋グランパスは試合終了間際に追いつき、何とか勝ち点1を死守した。

 前半はFC岐阜ペースでボールを回され、後半34分にとうとう先制を許す。だが同45分、MF八反田康平(27)のCKをDF内田健太(27)が頭で合わせてネットを揺らし、ドローとした。

 広島から加入したFW佐藤寿人主将(34)は「悔しい。ボールをつなぐということを前半、相手にやられた。ボールを持たれるというのが思っていなかったので、難しかった。勝ち点3を取らないといけない立場。次のジェフ(千葉)戦(11日)につなげていきたい」と厳しい表情だった。

 同じく新加入で移籍初ゴールを決めた内田は「難しい展開での1点。もう1点取れたら最高だった。攻撃は好き。得点に絡む意識はしている。本当は勝ち点3を取らないといけなかった。勝ち点1が次の試合までに価値あるものにしたい」と表情を引き締めた。