INAC神戸、事故死の田村奈津枝さんに手向け星

ノジマステラ神奈川相模原との開幕戦を勝利で飾ったMF杉田妃(右から3人目)らINAC神戸イレブン(撮影・松本航)

<プレナスなでしこリーグ:INAC神戸3-0ノジマステラ神奈川相模原>◇第1節◇26日◇ノエビアスタジアム神戸

 INAC神戸が弔い星をささげた。2月14日に愛媛県内で起きた交通事故で、07~08年に所属した田村奈津枝さんが34歳で死去。試合前に黙とうを行った。かつて率いた日テレで田村さんと一緒に戦った松田岳夫監督(55)は「彼女が亡くなった時にも黙とうをした。みんなが共通した思いを持っていた」と落ち着いた口調で話した。

 試合は後半7分にMF京川が先制ゴール。重苦しい空気を打破し、MF中島、FW大野の追加点で引き離した。前線で精力的に動いた33歳の大野は「今日だけじゃなく、シーズン通してハードワークできるようにしたい」。指揮官は「開幕戦は難しいと思っていたけれど、その通り難しかった。課題はたくさんあるけれど、今日はみんなのベストな力が出た」と安堵(あんど)の表情を見せた。