仙台FW石原、浦和攻略へ「刺激を」チーム成長期待

ドルブルする仙台FW石原(撮影・秋吉裕介)

 J1ベガルタ仙台は6日、7日のアウェー浦和戦に向けて、仙台市内で最終調整を行った。

 今季浦和から期限付き移籍で加入し、契約のため浦和レッズ戦に出場できないFW石原直樹(32)は、チームの成長を期待した。

 浦和と仙台は、類似するシステムを用いる。仙台は今季から「3-4-3」を導入。浦和も似たような「3-6-1」を好んで用いてきた。浦和に2季在籍した石原は「(浦和は)自分たちがやろうとしているサッカーだし、それを見て、いろんな選手が気づいたり、刺激を受けたりしてくれれば」と語った。

 敵地入りするチームには帯同しなかったが、今週は浦和攻略に貢献してきた。紅白戦では、サブ組のシャドーに入った。渡辺晋監督(43)からも、浦和対策についてアドバイスを求められた。「(選手たちは)ビデオを見たりして、ある程度イメージしている」と、自軍の奮闘を期待した。