超満員の3年ぶり大阪ダービーはドロー/C-G7節

C大阪対G大阪 後半41分、左サイドからのクロスを頭で合わせ勝ち越しゴールを決めイレブンに祝福されるC大阪FW杉本(下)(撮影・上田博志)

<明治安田生命J1:C大阪2-2G大阪>◇第7節◇16日◇ヤンマー

 3年ぶりの大阪ダービーは引き分けに終わった。4万人を超える観衆にふさわしい、熱戦となった。

 前半はセレッソ大阪が攻勢に出た。同19分、MFソウザがペナルティーエリア左外で切り返しでDFをかわし、ミドルシュート。ゴール左へ外れたが、超満員のスタンドを沸かせた。

 試合が動いたのは後半12分だった。前半は好機をつかめなかったガンバ大阪がワンチャンスをものにした。右サイドのスローインからFW長沢が頭で落とし、FW赤崎、MF倉田とつないで最後はゴール前でDF藤春が決めた。

 対するC大阪は後半23分から日本代表MF清武を投入。するとその3分後だった。左サイドでDF丸橋がFW杉本へパス。杉本がペナルティーエリア内でDFをかわし、ゴール右上に決めて追い付いた。さらに同42分、MFソウザの左クロスをまたも杉本が頭で決めて勝ち越した。

 しかし、後半ロスタイム。G大阪はゴール前でDF藤春のシュートをMF倉田が押し込んで同点とした。