サガン鳥栖は、つかみかけていた敵地での勝ち点3を試合終了目前で逃した。

 0-0の後半43分、FW豊田陽平(32)が右CKを頭で合わせてネットを揺らした。エースの3戦連続得点で先制したが、1分後の同44分に同点ゴールを献上。同ロスタイムには、こぼれ球を押し込まれて痛恨の勝ち越しゴールを許した。

 フィッカデンティ監督(49)は、決勝点の場面でゴール前に残っていた磐田の選手のオフサイドを求めて抗議したが、判定は覆らず。

 試合後の会見では「自分たちでああいうシーンをつくらずに済んだ部分もあったが、判定の部分はちょっとおかしいかな」と話した。