仙台、初4強シュミットがカギ「僕の力が勝負左右」

シュートを止める仙台GKシュミット(撮影・秋吉裕介)

 ベガルタ仙台は明日3日、敵地でルヴァン杯準々決勝第2戦鹿島アントラーズ戦に臨む。第1戦を3ー1で快勝したため、ドロー、敗れても得失点差マイナス1までならクラブ初の4強進出が決まる。この大一番は、直近の公式戦5戦複数失点なしのGKシュミット・ダニエル(25)に大きな期待がかかる。守護神も「僕の力が勝負を左右する」と言い切った。

 「いいセーブだった」と自画自賛するほどのビッグプレーが、仙台を救った。第1戦、0-0の前半41分。カウンターから鹿島MFレアンドロと1対1に。守護神はじっと待ち、相手が蹴る瞬間に体勢を整え、体で止めた。石野GKコーチは「あそこで失点したら、時間帯的にも良くなかった」と評価した。

 昨年10月に日本代表候補GK合宿に参加したシュミットは、日本が6大会連続W杯出場を決めた8月31日オーストラリア戦を自宅で観戦。「リーグ戦とルヴァン杯を含めどれだけアピールできるか」と代表への思いはより強まった。自身のためにも、初タイトルを狙う。まずは「(鹿島が)今年一番くらいの勢いで攻めてくると思うが、失点しないことを意識したい」と、大量点が欲しいJ1首位を黙らせる。【秋吉裕介】