J1初参戦の長崎、歴史的第1歩は惜敗も意地見せる

前半、長崎DF田上(左)はヘディングで同点ゴールを奪う(撮影・小沢裕)

 J1初参戦のV・ファーレン長崎は、同じ昇格組の湘南ベルマーレとの開幕戦に1-2で惜敗したが意地を見せた。

 1点を追う前半16分。昨季も強みとした直接FKのこぼれ球をDF田上大地(24)が同点ダイビングヘッドで一矢を報いた。

 同点で迎えた後半35分、MF前田悠佑(33)が「最後に仕留めるのがJ1」と嘆いた直接FKのクリアボールを押し込まれ決勝点を奪われた。だが敵地で1点を奪い、歴史的な第1歩を踏み出した。