ブラサカ女子代表の菊島宙、2試合8ゴールの活躍

埼玉T.Wings対Mix Sense 名古屋 前半,埼玉の菊島宙は名古屋ゴール前で強烈なシュートを放つ(撮影・小堀泰男)

<ブラインドサッカー:アクサ ブレイブカップ日本選手権>◇第1日◇23日◇東京・総合学院テクノスカレッジ東京府中グラウンド◇1次リーグ(15分ハーフ)

 女子日本代表のエース菊島宙(そら、16=都八王子盲学校)が、いきなり2試合8ゴールで日本一決定戦の開幕を飾った。

 埼玉T.Wingsのメンバーとして男子選手に交じって1次リーグB組のMix Sense名古屋戦、A-pfeile広島BFC戦にフル出場。4ゴールずつをマークしてチームを6-0、7-0の圧勝に導き、決勝トーナメント進出を決めた。

 昨年は決勝で敗れたものの6試合で10ゴールをマークして注目された。今年は得点王と悲願の初優勝を目指している。

 大会は全国から21チームが出場し、3チームずつ7組に分かれて1次リーグを消化。各組1位と2位のうち最上位の8チームが24日からの決勝トーナメント進出を決めた。同日は準決勝までを消化し、決勝、3位決定戦は7月8日、東京・アミノバイタルフィールドで行われる。