大久保嘉人氏「教わったこと全てが今の自分」小嶺監督と歩んだサッカー人生

練習試合 C大阪対国見高 C大阪FW・大久保嘉人(左)は恩師でもある国見高・小嶺忠敏総監督と並んで試合を観戦(2004年5月10日撮影)

昨季限りで現役を引退した元日本代表FWの大久保嘉人氏(39)が7日、恩師である小嶺忠敏さんの死に心を痛めた。

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指導を受けるため、小学校卒業後に故郷の福岡を離れて下宿生活を送りながら長崎・国見中から国見高へと進んだ。高校3年時には3冠(総体、国体、選手権)を達成。プロの道へ進んだ背景には、背の小さな少年の才能を見抜いた小嶺さんの厳しくも愛情ある指導があった。

この日の朝早くに、知人から訃報の連絡が入ったという。育ててもらった恩人へ、感謝の思いを直筆のメッセージに込めた。

「先生に教わったこと全てが今の自分になっています。怖い怖いと思われていた先生。でも、私が知っている先生は本当に優しくて、いつも最高の笑顔を見せてくれる先生でした」

昨年末の時点で、小嶺さんが体調を崩していたことはOBの間では把握していたようだ。ただ、その直前、C大阪に在籍していた大久保氏は直接、引退を伝えることができたという。

「先生が作ってくれた大久保嘉人のサッカー人生を、最後の最後まで見届けてくださり、本当にありがとうございました」

国見からW杯を戦い、Jリーグ最高のFWへと成長した。まさしく、小嶺さんとともに歩んだサッカー人生だった。【益子浩一】

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