<明治安田生命J1:東京2-3川崎>◇5日◇第34節◇味スタ
川崎フロンターレの日本代表DF山根視来(28)は唇をかんだ。
「1敗でもしたら優勝できないリーグに引っ張っていけるのは、自分たちだと思っていた。今年はそれにしては負けすぎたと思う」。優勝した横浜F・マリノスとは勝ち点2差。しかし、その差が最後まで埋まらなかった。
この日は前半に退場者を出す数的不利な状況ながら、2度追いつかれても振り切って3-2で勝利した。
「マリノスさんが簡単に負けるとは思ってなかったので、僕たちは自分のことだけを考えて、勝ち点3だけを目指してやろうと思っていた。正直、今日のサポーターの姿を見たら、優勝をとってきたかったなと思った」
アウェーで大声援を送ってくれたサポーターへ、タイトルを届けることは出来ず、悔しさがにじんだ。
思いを巡らせたのは、連覇を果たした昨年との差。「勝つことを目標としているのか、勝つ上で内容を突き詰めていくかの差はあった。現状、このままではいけないと思ってずっとやっていた。みんな少しでもうまくやろうと毎日努力していたと思うので、そういう意味では後悔はないです」。悔しさとともに、やり切った思いもある。リベンジの来シーズンの前に、まずは20日に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会へ。日の丸のユニホームで存分に力を発揮したい。