レバンドフスキ好機なく不発「これがワールドカップ」

<ワールドカップ(W杯)ロシア大会:ポーランド1-2セネガル>◇1次リーグH組◇19日◇サランスク

 ポーランドは大黒柱のレバンドフスキがわずかシュート2本では、いかに格下のセネガルが相手とはいえ苦しかった。今大会の得点王の呼び声も高いレバンドフスキは、試合終了と同時にしゃがみ込んだ。「何とか点を取ろうと思ったけど。これがワールドカップ」と声を落とした。

 確かに好機は少なかったが、そこにはセネガルの組織力が背景にあった。4-4-2のシステムを採用したセネガルは、ポーランドに攻め込まれると、必然的に自軍に8人以上が選手間の距離を均等にポジショニング。そのため、レバンドフスキにはドリブル突破や、やや無理やりのミドルシュートを打つスペースがなく、セネガルは突破への糸口を与えなかった。

 レバンドフスキを枠内シュート1本に抑え、DFクリバリは「チームの力」と、知的な守備網の威力を代弁。身体能力という言葉では片付けられない、合理的な守備力は今後のH組を席巻する可能性すら感じさせた。