インテル長友「まだまだ伸びる」浅野プレミア挑戦

笑顔でイタリアへ出発した長友(撮影・栗田成芳)

 アモーレがジャガーに太鼓判を押した。日本代表DF長友佑都(29=インテルミラノ)が3日、チーム合流のためイタリア・ミラノへ出発した。

 白のパンツとシャツに、チェックのベスト。顔にサングラスをかけ、成田空港から出発直前、日本の若武者・同代表FW浅野拓磨(21)の海外挑戦を「どんどんチャレンジしてほしい。でも、そこで成功するのは簡単ではない。まずはチャレンジすることが僕にとってうれしい」と厳しさも交ぜ合わせながら歓迎した。

 プレミアリーグ・アーセナルへの完全移籍が決定した浅野とは、6月のキリン杯で初めて一緒にプレーした。DFラインの裏へ飛び出す瞬間的なスピードが武器で、ジャガーポーズで知られる若手に「(浅野)拓磨はめちゃくちゃ能力は高い。海外での経験ができればまだまだ伸びる」と潜在能力は認める。

 もともとイタリアで6年間プレーした経験から、日本人が海外で勝負する土俵は走力と挙げていた。屈強な外国人を相手にパワーで挑んでは、勝ち目がない。「フィジカルで勝負するよりも僕はアジリティー(俊敏性)、走力」と長友。戦う上で常々口にするメンタルの強さも浅野に垣間見た。キリン杯ブルガリア戦(6月3日)で自ら獲得したPKのキッカーに名乗りを上げ決めた姿に「あの強いメンタリティーが勝つために必要だ」と言い切った。

 そして自身は「まずはセリエA優勝できるように頑張ります」とタイトルを目標に掲げた。1カ月半のオフの間、女優・平愛梨と熱愛宣言などピッチ内外で注目を集めた長友。「アモーレ」という鮮烈な言葉とジャガーへの期待を日本に残し7年目のセリエAへ向かった。【栗田成芳】