清武弘嗣バルサ戦出番なし「競争が激しくなった」

清武弘嗣

<スペインリーグ:セビリア1-2バルセロナ>◇6日◇セビリア

 日本代表MF清武弘嗣(26)が所属するセビリアが、バルセロナ戦に逆転負けした。メンバー入りした清武はベンチスタート。一方、左太もも痛で離脱していた元フランス代表MFサミル・ナスリが先発復帰した。その中で最後まで清武の名前が呼ばれることはなく、出番なしに終わった。

 試合は前半15分、セビリアが先制した。MFサラビアからの縦パスで抜けたスペイン代表MFビトロがGKとの1対1を確実に決め、今季のリーグ戦5戦全勝の本拠サンチェス・ピスファンに詰めかけた4万812人を沸かせた。

 しかし、前半43分に追いつかれる。カウンターでバルセロナFWネイマールが左サイドを破り、ゴールの正面へ横パス。ここに走り込んだFWメッシに、左足でゴール左にグラウンダーで決められた。さらに後半16分、センターサークル付近からMFメッシにドリブルされ、セビリア陣内の左サイドでフリーになったFWスアレスにラストパス。これを右足で確実に蹴り込まれ、逆転された。

 清武は後半開始と同時にサイドライン際でウオーミングアップを始めたが、定位置を争う1人の元ブラジル代表MFガンソらが投入されて交代3枠が終了。WOWOWで生中継された昨季王者バルセロナとの大一番で清武の出番はなく、9月17日エイバル戦以来となるリーグ戦への出場はならなかった。試合はメッシが1得点1アシストしたバルセロナに逃げ切られ、勝ち点差を4に広げられた。セビリアは順位も4位から5位に後退した。

 試合後、取材エリアで清武は「強かったっすね。前半は良い戦いができていたけど(バルセロナには)一発で決める力があった。カウンターが速く、あっという間に点が入ったなという感じ」と振り返った。MFサラビアが先発し、ガンソが途中出場したためベンチ止まりだったことには「予想通り。試合に出た選手が良いプレーをしたと思う。また競争が激しくなった」と冷静に受け止めていた。

 清武は7日に日本へ向けて出発し、11日の国際親善試合オマーン戦(カシマ)と15日のW杯ロシア大会アジア最終予選サウジアラビア戦に臨む日本代表に合流する。