<リオデジャネイロ五輪代表最終選考会兼びわ湖毎日マラソン>◇6日◇滋賀・大津市皇子山陸上競技場発着(42・195キロ)
初マラソンの丸山文裕(旭化成)が30キロすぎに果敢に飛び出し、日本勢トップに立った。
レースを盛り上げたが、39キロすぎで石川にかわされた。初挑戦で2時間9分39秒を記録したものの「行けると思った。日本人トップで優勝しか目指していなかったので悔しい」と唇をかんだ。
チーム関係者からは「(仕掛けるのが)2キロ早い」と言われたという。
それでも「僕らしい走りだった。30キロで仕掛けて勝ち切れる選手になりたい」と力強く誓った。