男子400m障害で野沢啓佑がリオ五輪派遣標準突破

野沢はリオデジャネイロ五輪の派遣設定記録を突破して優勝する(撮影・松本俊)

<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎>◇8日◇等々力陸上競技場◇日本陸上競技連盟主催◇川崎市、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社共催◇セイコーホールディングス株式会社特別協賛

 男子100メートルは向かい風0・4メートルの条件下、桐生祥秀(東洋大)は10秒27で4位だった。2012年ロンドン五輪代表の山県亮太(セイコーホールディングス)が10秒21で日本勢最高の2位に入った。

 昨夏の世界選手権銀メダルのジャスティン・ガトリン(米国)が10秒02で優勝し、17歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)は10秒34で5位だった。

 男子400メートル障害は野沢啓佑(ミズノ)が48秒67で制し、日本陸連が定めたリオデジャネイロ五輪の派遣設定記録を突破した。女子やり投げの海老原有希(スズキ浜松AC)は62メートル13で2位。北口榛花(日大)が61メートル38のジュニア日本新記録で3位に続いた。