桐生「焦って」4位、観客は最多の2万3500人

男子100㍍ 4着に終わった桐生(右)は1着で拍手するガトリンの横でスピードを緩める(撮影・松本俊)

<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎>◇8日◇等々力陸上競技場◇日本陸上競技連盟主催◇川崎市、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社共催◇セイコーホールディングス株式会社特別協賛

 男子100メートルは、日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀(20=東洋大)が出場した。

 向かい風0・4メートルの条件で、スタートで遅れて、10秒27の4位だった。

 桐生は「自分の感覚よりもスタートが早く聞こえて、焦ってしまった。そこで出遅れた」と話した。

 観客数は11年に大会名が「セイコーゴールデングランプリ」となってから、最多となる2万3500人が詰めかけた。