やり投げ新井涼平、リオ五輪11位バネに80m超え

五輪後初の試合で優勝した新井涼平(撮影・益田一弘)

<岩手国体:陸上競技>◇10日◇北上総合運動公園陸上競技場

 男子やり投げのリオデジャネイロ五輪代表、新井涼平(25=スズキ浜松AC)が、2投目に81メートル62をマークして優勝した。

 五輪後初の大会で参加選手中唯一の80メートルを超えるスローを見せた。「コンディションがあまりよくなかったが、80メートルを超えられたことはよかった。でも(自己採点は)30点ぐらいです」と話した。

 初の五輪となったリオデジャネイロは11位に終わった。「今年は何もできなかった年ですね。投げ(投てき)が全部80メートルを超えるようにしていきたい」と口にした。