林和佳奈、芸人養成所入りを断ってマラソン初挑戦

会見に出席した林和佳奈(撮影・上田悠太)

 8月の世界選手権ロンドン大会の代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソン(29日、ヤンマースタジアム長居発着)の有力選手記者会見が27日、大阪市内で行われた。

 若手選手の育成枠「ネクストヒロイン」から出場する、林和佳奈(21=大阪学院大)は昨年、大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」の養成所のオーディションを突破した変わり種。今回が初のマラソン挑戦で、目標タイムは2時間34~40分と設定し、「楽しむことが目標。マラソンは波があると思いますが、その波を楽しんでいきたい」と意気込んだ。

 会見でも、しっかり爪痕も残した。東京五輪への意識を問われ、周囲が力強く出場への抱負を述べる中、1人だけ「すばらしい大会になるんだろうな」と人ごと? のように話し、会場の爆笑を取った。

 「ワタナベエンターテインメント」の養成所入りは、悩んだ末に競技続行を選択して断った。ただ、大学卒業後は、芸人となることも視野に入れているという。

 昨年10月の札幌マラソンの女子ハーフでは1時間19分8秒で優勝。15年の大阪ハーフマラソンでも1時間14分39秒で走った。大阪学院大の志水貢一監督から「マラソン向きの選手」と才能を見込まれた。「走魂」をモットーに駆け抜ける。