飯塚翔太は水素吸引器で疲労回復 欧州遠征に出発

水素吸引器が入った銀色のケースを持って欧州遠征へ出発する飯塚翔太(撮影・上田悠太)

 ジャカルタ・アジア大会(8月)の陸上男子200メートル代表・飯塚翔太(27=ミズノ)が6月30日、欧州遠征に出発した。

 頑丈そうな銀色の運搬ケースを肩に掛けて成田空港に現れたが、その中身は水素吸引器。疲労回復効果がある水素をレース後に約1時間、吸うそう。7月は欧州で100メートルを2大会、男子400メートルリレー代表としてダイヤモンドリーグ・ロンドン大会に出場予定。秘密兵器で疲労の蓄積を抑え、頂点を狙うアジア大会へ万全を期す。