【箱根駅伝】2年連続アンカー青学大・中倉啓敦が区間新 50秒更新の快走

総合優勝し、ガッツポーズでゴールする青学大10区中倉(撮影・菅敏)

<第98回箱根駅伝>◇2日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

2年連続10区を走った青学大の中倉啓敦(3年)が、従来の記録を50秒も更新する1時間7分50秒の区間新記録の快走を見せた。

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チームも10時間43分42秒の大会新記録を樹立。「9区の中村が区間新記録をマークしたので自分も負けられないと思って走った。前回は4位と悔しいゴールだったので、今年は1位でゴールテープを切れて良かった」と喜んだ。

2位順大との差は7分56秒もあったが、序盤からハイペースでラップを刻み、攻める走りが新記録の原動力になった。「走った10人だけでなく、たくさんの人の思いが詰まったタスキを1位でゴールに持ってこれてうれしい」と感慨深げだった。