【箱根駅伝】難病と闘いながら順大・西沢主将10区区間賞のラストラン「最後は楽しく走れた」

ゴール手前を力走する順大10区西沢(左)と早大・菅野(撮影・滝沢徹郎)

<第99回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・6キロ)

順大は総合5位に入った。

前回総合2位のチームを率いた不屈の主将が、最後に輝いた。4年連続出場の西沢は8位でタスキを受けると、初の区間賞の快走で総合5位に押し上げた。「区間賞は狙っていた。前との差がどんどん縮まって、抜くぞという気持ちで走った」。3年時の7月に潰瘍性大腸炎を発症し、毎食後に薬を飲みながら競技を継続。「最後は楽しく走ることができた」と充実した表情でかみしめた。

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