【大阪マラソン】瀬古利彦氏「大学3年、瀬古利彦選手が勝った覚えある。それ以来の快挙かな」

レース後、会見する瀬古利彦氏(右)と高岡寿成氏(撮影・加藤哉)

<陸上:大阪マラソン>◇25日◇大阪府庁前-大阪城公園前(42・195キロ)

日本陸連ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏が、初マラソン初優勝の平林清澄(きよと、21=国学院大3年)について「(28年)ロス五輪の大エースになりそうな気がします」と絶賛した。

「すごかった。30キロでしかけて、逃げ切った。初マラソンとは思えない、素晴らしい選手。大学3年で(マラソンに)勝った人は、昔、福岡(国際)で大学3年の瀬古利彦選手が勝った覚えがあるなあ。それ以来の快挙かな。自分でいうのも何ですが」と笑顔。

一方で「学生に実業団が負けているようじゃあ、少しみっともないというのはありますね。(実業団は)学生に負けたのは、少し悔いが残るかな」と話した。

最後に平林について「途中で笑っていたよね。普通、マラソンで笑わないよね。日本記録を出す力がある選手」と期待していた。

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