【陸上】鈴木芽吹が日本選手権初優勝「今日勝てなかったら一生勝てないという気持ちで」

日本選手権男子1万メートル 優勝した鈴木芽吹(撮影・藤塚大輔)

<陸上:日本選手権>◇12日◇熊本・えがお健康スタジアム◇男子1万メートル

昨年の日本選手権4位の鈴木芽吹(23=トヨタ自動車)が、初優勝を果たした。27分28秒82をマーク。9月に開催される世界選手権東京大会の参加標準タイムを上回ることはできなかったが、圧倒的なロングスパートで魅了した。

試合後のインタビューでは「今日勝てなかったら一生勝てないという気持ちで走った。自分の走りをしようと思っていた」と目に涙をためながら語った。

終盤までは吉居大和(トヨタ自動車)、パリ五輪代表で昨年覇者の葛西潤(旭化成)と先頭集団を形成していたが、「いけるところでいこうと思った」。残り1000メートルで一気に前に出ると、ラスト1周でさらにスパートをかけて逃げ切った。駒大出身で、卒業後も大八木弘明総監督の下で練習を重ねてきた。年明けには米国のアルバカーキで高地トレーニングを実施。「ラスト2000メートルが勝負」と話していたが、有言実行のレースを披露した。

世界選手権へ向け「日の丸を付けて走ったことがない。最初は東京にしたい」と力強く話した。

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