【世界陸上】村竹ラシッド、110m障害で日本勢初となる表彰台へ「12秒台出してメダル取りたい」

村竹ラシッド(2025年8月撮影)

<世陸連載3>

陸上の世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕する。メダル候補に挙がるのが、やり投げで日本女子初の連覇がかかる北口榛花(27)、男子110メートル障害で24年パリ五輪5位の村竹ラシッド(23=ともにJAL)、19年ドーハ大会銅の“リレー侍”こと同400メートルリレー。34年ぶりに東京で開催される舞台で、メダルの獲得を目指す。

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勢いに乗る村竹が、日本短距離ハードルの歴史を塗り替える。8月には福井の競技会で日本人初の12秒台となる12秒92(追い風0・6メートル)をマーク。12秒87のティンチ(米国)に次ぎ、今季世界2位の快記録を打ち立てた。110メートル障害で日本勢初となる表彰台へ「12秒台を出してメダルを取りたい」と見据えている。

トーゴ人の父と日本人の母のもとに生まれた23歳。5位だったパリ五輪では、メダルまで0秒12と迫った。今季にかけては股関節の柔軟性アップに励み、ハードリングが向上。今年の平均タイムは、レース途中で全力走をやめた試合を除けば13秒15となっており、昨季の平均から0秒07短縮した。「去年の自分と比べるとものすごく大きな成果」と自信を深めた。今季は直近2年の世界大会のメダルライン(ともに13秒09)を3度も上回っており、十分に表彰台に届く位置にいる。

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