【別大マラソン】吉田祐也、黒田朝日を抑えて日本人トップ2位「海外レースの経験を増やしたい」

2位でゴールする吉田(撮影・林敢治)

<陸上:別府大分毎日マラソン>◇1日◇大分市高崎山うみたまご前~大分ジェイリーススタジアム(42・195キロ)

昨年9月の世界選手権マラソン代表の吉田祐也(28)が、約5カ月ぶりのマラソンでトップから10秒差で日本人1位の全体2位でゴールした。

青学大4年時に当時マラソン歴代2位をマークした縁起のいいロード。ペースメーカーが外れた残り10キロ過ぎに海外選手に独走を許した。しかし、大学の後輩黒田とともにペースを刻み、日本人先頭集団をけん引した。最後は原監督が「先輩の意地」と認めたように41キロの給水地点でペースアップし、黒田を抑えた。

世界選手権で念願の代表入りも、中盤で失速して34位。世界との壁を痛感した。それでも、00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏から「国際大会をやってみると気持ちとして楽になった」という言葉を励みに、気持ちを入れ替えて臨んでいた。

MGCへの挑戦権も獲得した28歳は「海外レースの経験を増やしたい。自分主体でレースを動かす経験を積んでいきたい」とさらなる高みを見据えた。

◆吉田祐也(よしだ・ゆうや)1997年(平9)4月23日生まれ、埼玉・東松山市出身。東農大三高から青学大進学。箱根駅伝初出場となった4年時の4区で当時の区間新記録をマークして総合優勝に貢献した。20年に旧名のGMOアスリーツに加入後もマラソン選手として力を高め、24年12月の福岡国際で当時日本歴代3位をマークし、昨年9月の世界選手権東京大会代表にも選ばれた。今年11月のニューイヤー駅伝では初優勝に貢献。座右の銘は「ビジョンは大きく、行動は緻密に謙虚に」。趣味は読書。164センチ、47キロ。

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