リオ五輪代表の渡辺一成が9年ぶり3度目の優勝

ケイリン決勝を痛烈まくりで快勝した深谷知広は優勝メダルを手に会心の笑顔。左は3位の稲川翔、右は2位の新田祐大(撮影・杉森洋一)

<自転車:全日本プロ選手権>◇トラック種目◇29日◇和歌山市・和歌山競輪場

 スプリントは昨年のリオデジャネイロ五輪代表の渡辺一成(福島)が9年ぶり3度目の優勝を果たした。5連覇を狙った中川誠一郎(熊本)は準々決勝で敗れた。

 ケイリンは残り半周で混戦から抜け出した深谷知広(愛知)がそのまま押し切って快勝。1000メートルタイムトライアルは早坂秀悟(宮城)が1分3秒399で2連覇を達成した。

 4000メートル個人追い抜きは渡辺正光(福島)が4分42秒290で制した。