稲森佑貴、強風苦しみ8位後退「すごく難しかった」

12番、パーパットを外した稲森(撮影・今中雄樹)

<男子ゴルフ:中日クラウンズ>◇第2日◇29日◇愛知・名古屋GC和合C(6545ヤード、パー70)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

 単独首位から出た稲森佑貴(21=グリーンゴルフ練習場)が2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75をたたき、通算1アンダー、139で首位と3打差の8位に後退した。

 強風の中で前半はパープレーと粘ったが、後半は「40」と苦しんだ。「ものすごく難しかった。パットの時に突風が吹いてきたりして、手元が狂ってラインが出せない時もあった」とうなだれた。ただ、全体的にスコアは伸びておらず、初優勝はまだ射程圏内。「追いかける立場になりましたけど、あとは風の読みだけ。残り2日、取り返していきたい」と誓った。