ルーキー沖せいらホールインワン達成、5位に急浮上

通算4アンダーで好位置につけた沖せいら(撮影・今浪浩三)

<女子ゴルフ:ほけんの窓口レディース>◇第2日◇14日◇福岡CC和白C(6323ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)

 無名のツアールーキーが、驚異のチャージを見せた。ツアー参戦1年目の沖せいら(23=フリー)がツアー自己ベストで、この日のベストスコアタイとなる67をマーク。32位から4打差5位に急浮上した。

 「自分じゃなかったみたいです」という、後半の11番から16番までが圧巻だった。11番パー5は残り70ヤードの第3打を放り込み、イーグル奪取。12、14番はグリーンエッジからパターをねじ込むバーディーを奪い、15番はグリーン奥ラフからウエッジでチップイン。極め付きは16番パー3。8番アイアンでホールインワンを決めた。

 「ホールインワンは人生で初めてです」。6ホールでスコアを7つ伸ばした。インのパット数「7」は、ハーフのツアー最少記録。昨年はプロテストで不合格になったものの、最終QTで1位となり、今季のツアーフル参戦を手にした。「でも、QTの時はグリーンにショットが乗って、すごくパットが良かった印象。きょうは『え?』『え?』が連続で起こった」と目を丸くする。

 東北高から東北福祉大とアマチュアのエリート街道を歩みながら、目立った実績はない。今季ツアーも出場9戦で予選通過は2度目。奇跡を連発した無名の伏兵は、最終日に向け「目標はパープレーです」ときっぱり。等身大のプレーで、V戦線に挑む。