<米男子ゴルフ:メモリアル・トーナメント>◇第2日◇3日◇オハイオ州ダブリン・ミュアフィールドビレッジGC(7392ヤード、パー72)◇賞金総額850万ドル(約9億3500万円)優勝賞金153万ドル(約1億6800万円)
松山英樹(24=LEXUS)が、14年に制した舞台で今季2度目の予選落ちを喫した。3バーディー、4ボギーの73で回り、通算3オーバー、147で今季ワーストの103位。微調整したスイングが安定せず、生命線のショットが乱れた。
松山は2日間“生みの苦しみ”の中にいた。練習中、ラウンド中はもちろん、帰りの車のドアを開けて座席に腰を下ろす直前まで、気付けばバックスイングの動きを確認するようなしぐさを繰り返す。繊細な作業であることを物語っていた。
優勝争いを演じたプレーヤーズ選手権後は試合に出場していなかった。「2週間休んで、いろいろ変えたりして、うまくいかなかった部分もあるというか、うまくいかなかった部分が多い」。気持ちよくティーショットを振り抜いたかと思えば、フェアウエーからの第2打でグリーンを外す場面もあった。それでも「今までにないような球も出たりしたし、今日は1発2発だけだったけど、それが高いレベルで打てるようになった時には、もっといいパフォーマンスが出せると思う。それまで我慢かな」。さらなる高みを目指すために必要な時間と捉える。
「(今年は)ここを攻略する力がなかったということです」と潔く締めたが、悔しさは募る。ホールアウト後に直行したドライビングレンジ。打ち込みながら、少しずつ手応えを感じていたのだろう。「試合が終わると良くなるっていうね…。『あるある』だな」とつぶやいた。次戦、全米オープンに全てをぶつける。【亀山泰宏】