<女子ゴルフ:ほけんの窓口レディース>◇第2日◇12日◇福岡CC和白C(6292ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)
復活を目指す原江里菜(30=NEC)が、首位と4打差5位につけた。7位から出て5バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダー。昨年は不振にあえぎ5年間保持した賞金シード権を喪失し、QTも50位に沈んだ。パターを改良して苦境から脱し、上位争いに食い込んだ。2日連続でボギーなしで回った鈴木愛(24)が、通算8アンダーの単独首位を守り、大会2連覇に王手をかけた。
苦しんだ原が復活の兆しをつかんだ。10番パー4。ティーショットが右に曲がりOB。それでも6メートルのパットを沈めてボギー。傷を最小限に止めると「これで頑張れる」と自分に言い聞かせた。続く11番でバーディーを奪う。これまでなら大崩れする場面で踏ん張り、最終18番でもスコアを伸ばした。首位と4打差の5位。6位だった昨年4月のバンテリン・レディース以来の1ケタ順位だけでなく、大逆転でのツアー3勝目もうっすら視界に入った。
昨年限りで5年間保持した賞金シードを喪失し、QTも50位。今回は推薦での出場。自暴自棄になりながら「もっと苦しいことがあったと、思うように。でもやっぱり、ゴルフがやりたい自分がいた」。パターへ真剣に取り組み、左肩が上がる癖を修正。「アドレス(構え)で勝負が決まる」と感覚をつかんだ。女盛りの30歳。まだ花を咲かせる瞬間はくる。【益子浩一】