近藤智弘が首位「集中できている」パター交換実った

18番、ティーショットを放つ近藤智弘、9アンダーで首位に立った(撮影・柴田隆二)

<男子ゴルフ:日本ツアー選手権森ビル杯>◇第1日◇5月31日◇茨城・宍戸ヒルズCC西コース(7384ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 近藤智弘(40=ネスレ日本)が、8バーディー、2ボギーの6アンダーで回り、通算9アンダー、133で首位に浮上した。

 躍進の秘密はパターの交換だったという。「パターも悪くないけど、気分転換にキャメロンのピン型に替えてから、昨日からタッチもいいし、ラインもうまく読めている。宍戸の一生分のバーディーを取りました」と自身も驚いた。

 今大会は13年から5年連続予選落ち。昨年は開幕前に腰痛を発症し、16年守ってきた賞金シードを失った。登録名も共弘から本名の智弘に戻し心機一転を図った今季。「体的にも開幕から良くなってきて、痛み止め飲まずにやっている。ゴルフの方に集中できている」と手応えを感じてる。