国内女子ツアー、ブリヂストン・レディース(18日開幕、愛知・中京GC石野C)で今季、国内初戦に臨む渋野日向子(24=サントリー)が17日、プロアマ戦に出場。「去年は場所は違うが予選落ちした。4日間プレーできるように楽しみたい」と意気込んだ。一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-コースの印象は
渋野 ちょっと距離が長いホールが何カ所か。グリーンがめちゃくちゃきれい。グリーン周りはラフが難しい。グリーンもかなりでかいので、スピードも速いし、ちゃんと同じ面に乗せなきゃ。アイアンのショットの精度も必要ですけど、距離も長い分、長いパットを打つことも多いので、まずはパーオンさせることが重要かな。
-体の状態は
渋野 全然元気です。
-今年初の国内ツアーだが、その思いは
渋野:落ち着くなぁ~(というの)は、ないですけど、久々に会う選手だったり、いろんな人(に)、会えたことがうれしかった。
-誰とどんな会話を?
渋野:上野菜々子と、ただただふざけてた…。
-「ちいかわ」で盛り上がった?
渋野 まんじゅうを! 今、コンビニでコラボしてて、「あったから大量に買ったぜ」と報告しました。
-久々の日本です
渋野 2カ月ぶりくらい
-何かした?
渋野 家でグータラ。あ、お姉ちゃんと買い物に行きました。
-何を買った?
渋野 服。私服。今までジャージー生活をしてたので、おしゃれも頑張ってみようと。
-心境の変化が?
渋野 特にはないんですけど。あっははは。
-具体的には、どんな?
渋野 ハイウエストのパンツを似合うようになりたいなと。着こなし方、分からないですけどね。
-米ツアーは2シーズン目。自己評価は
渋野 正直、もうちょっと予選落ちとか苦戦するかなっていう感覚はあったので、今のところ全部予選通過して、何とか戦えてるというのは、ちょっと予想はしてなかった感じ。その分、地力といいますか、去年よりはついたと感じているので、ビッグスコアが出せる状況ではここ何週かはなかったですけど、耐えるというのもできている分、すごくプラスにはなっているかな。
-今週の目標は
渋野 去年は場所は違うんですけど、予選落ちしているので、しっかり4日間プレーできるように、楽しんでできるように。
-日本のギャラリーの前では、久々のプレー
渋野 米国は、日本ほどギャラリーさんが多いわけではないので、いろんなところから応援しに来てくださってる方もいらっしゃる。それは本当にありがたい。日本のギャラリーさんの数は全然違うので、今思うと鳥肌が立つくらい緊張感もありますけど、楽しんでやれたらいいな。
-手首を痛めている
渋野 痛いときもあります。時と場合に寄ります。治療も日本に帰ってやったりはしてました。
-フェードを意識? どういう感じで取り組んでいる?
渋野 フェードを打ちたくて打ってるわけではないけど、「スイングを変えていく課程で、そういうボールになるのはしょうがない」と。青木(翔コーチ)さんも言われてるし、それを嫌がっちゃいけないと思っている。そういうボールが出ているのを、今は利用してゴルフをしている感じ。しっかりスイングができてくると、ストレート系のボールも打てるようになるので、今はまだまだいろいろ試行錯誤している段階。それでやってます。
-左ドッグレッグのホールでもフェードしていた
渋野 今は仕方ないと言いますか、それでドローを打とうと思うと、どうしてもスイングが崩れてしまったりしちゃうので、無理にめちゃくちゃはしないようにしてる。
-器用だ
渋野 器用なんですかね? ありがとうございます。