国内女子ツアー、ブリヂストン・レディース(18日開幕、愛知・中京GC石野C)で今季、国内初戦に臨む渋野日向子(24=サントリー)が17日、プロアマ戦に出場し、取材に応じた。
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-理想の球は?
渋野 「ストレートに近いドロー系が、完成したスイングなら打てる」と、青木さんは言ってくれてるので、もともと私は、ドロー系なのでそれで戦いたい思いもある。いろいろスイングを変えている段階で、フェードボールが出るのは仕方ないと言ってくれている。
-どれくらいのパーセンテージ?
渋野 まだ全然。試合やってると、まだまだミスというか、スイングの中でできてないことがある。半分にも達してないかなとは思います。その中でも試合が続いていくので、やる中でもスコアにしないといけない。ごまかしごまかしやっている感じはありますけど。
-さじ加減が難しい
渋野 難しいですけど、そこを見失わないようにしないと、ガタガタ落ちていっちゃう。今はそれが何とかできて、ギリギリ予選通過とかして、ショットがめちゃくちゃ悪くても、2オーバーとかに抑えられてる感覚がある。今のところはちゃんとみれてるかな?
-地力がついたと?
渋野 去年よりかは自信はあるかーなー? でも、日本でやると分からないです。
-帰国1週間。青木(翔)コーチに見てもらった?
渋野:見てもらってないです。(練習動画も)あんまり送ってないです。ほどよい距離感でやってます。
-楽しみにしていることは?
渋野 なんかあるかな。あ、ソフトボール見に行きたいです。
-自分に厳しいコメントが多い。求めるレベルが高いからか?
渋野 アメリカツアーでプロゴルファーとしてやってるからには、上を目指さないといけないという気持ちが、ちょっと去年とか忘れかけてたな? と思うところがあったのが、戻ってきてる感じがある。もっと強くなりたいとか思いだしたからかもしれないです。
-夏のメジャーへ向けて、その辺に調子のピークを?
渋野 6、7、8月と続けてメジャーが4つある。1年を通してメインの月になると、オフシーズンから思ってましたし、みんなそこに合わせてきてると思うので、頑張らないとな! と思います。
-日本に帰っている間に確認したかったポイントはあるか
渋野 特にないです。(全般的にスイングも)自分の記憶と振り返りながら。この2カ月アメリカでやってきて、自分の去年との違いをなんとなく振り返りながらやってきました。
-このコース、前回出たときと比べて13番がパー5からパー4に変わった。
渋野 なんでこんなことしたんですかね? って思うしかなかったです。長いし…めっちゃ文句言ってるみたいですけど。それはそれで難しさがあるんで、ボギーが出ても仕方ないと思いながら。4日間プレーできるとしたら、4.2~3くらいの平均で。それくらい出てもおかしくないと思いながら、やらんといけんホールかなとは思います。
-今日はセカンドでどんなクラブを使った?
渋野 今日はピン手前だったので、ユーティリティーで打てたんですけど、風次第ではスプーンを持たされたりするホール。難しいですよ440(ヤード)は。
-19年と比べて球筋も変わった。どっちが攻めやすい?
渋野 19年のドローの時の自分のプレーを全く覚えていないので、分からないですけど、ドローで攻めやすいホールとフェードで攻めやすいホールはある。そこまで私は考える頭はないから、そんなに難しくは考えてないです。打ちにくいなと思うホールはありますけど、別にセカンド地点はそうじゃない。「やべえ、気持ち悪いな」って思うほどではないですね。
-今後の出場の予定は
渋野 そうですね…また教えます。すいません。