日本バスケ推進協議会が日本協会に質問状提出

 76年モントリオール五輪の男子日本代表選手らを中心とする日本バスケットボール推進協議会(谷口正朋会長)は17日、都内で会見を開き、日本協会に対し、新会長選考に関する質問状を出したことを発表した。

 日本協会の会長候補者選考委員会は元バレーボール女子日本代表銅メダリストの三屋裕子副会長(57)を会長候補として絞りこみ、9日の理事会で承認。19日の評議員会に諮る流れになっている。

 同協議会の吉田正彦副幹事長は「密室で決めている」と選考過程を批判。これまで同協会の川淵三郎会長(79)大河正明専務理事(57)に計3回の面会を拒否され、今回の質問状の返事もないことに、中村邦彦幹事長は「失礼なこと。協力的にはなれない」と反発した。同協議会はモントリオール五輪代表の桑田健秀氏(63)を会長に推薦。今後は議決権のある評議員に訴えていくという。