野村忠宏氏が後輩アスリートを激励「誇りを持って」

所属するミキハウスの入社式で新入社員にメッセージを送る柔道の野村忠宏氏(撮影・松本航)

 昨年8月に現役引退し、五輪柔道3連覇経験を持つ野村忠宏氏(41)が1日、大阪・八尾市内で所属するミキハウスの入社式に参加した。

 全国各地に配属される新入社員らを前に、壇上で激励のメッセージを送った。

 「心が折れそうなときに支えてくれるのが目標です。プロとしてやっていくためには、武器を持つことが大事。僕を支えてくれたのが背負い投げでした。『磨き続ければいつかすごい選手になれる』という思いを持ってやってきました。半年後、1年後にいい仕事ができているイメージを持って、今、何をすべきかを考えながら毎日の仕事をやってください」

 入社式にはテコンドーのリオデジャネイロ五輪代表浜田や、アーチェリーの同代表永峰らも出席。後輩アスリートにも「ミキハウスの看板を背負っている。誇りを持って戦ってほしい。社員の皆さんに愛してもらえる選手になってください。フィールドは違っても、ミキハウスの一員として一緒に戦う思いをもってやってほしい」と訴えた。

 浜田は「テコンドーはマイナー競技。他の(競技の)選手との交流もある」。ミキハウス入社を決意した1つの要因が、この日のような機会だった。「野村さんはミキハウスが本当に大好きなんだと思った。(五輪では)1回戦から接戦になると思う。それでも勝てるようにしたい」と気持ちを高ぶらせた。