ラグビーのトップリーグ近鉄が11日、坪井章新監督(38)の下で始動した。大阪・東大阪市の花園で約1時間のミーティング後に、軽い練習を行った。14~15年シーズンの12位から7位に躍進した昨季を踏まえ、目標は「トップ4」に設定。坪井新監督は「昨季は東芝(2位)、神戸製鋼(4位)に敗れて差を感じた。先手必勝、先制攻撃を心がけたい。トップ4と比べるとトライ数の差がある。得点パターンを増やしたい」と攻撃力アップを誓った。
躍進に向けて既に準備を始めている。先月中旬からはロック山口浩平(25)フランカー辻直幸(25)WTB南藤辰馬(25)の若手3人がニュージーランドへ3カ月間の留学に出発。この日は経験豊富なフランカー佐藤幹夫(36)がプレイングアドバイザーに就任することも発表された。坪井新監督は「(W杯イングランド大会日本代表の)トンプソンと佐藤が意見を出し合って、FWをまとめてくれると思う」と期待を込めた。
新加入は大阪・東海大仰星3年時に花園準優勝の原動力になった野口大輔(22=東海大)ら4選手。指揮官はここにも「みんなすごくいい。野口はキックで陣地を取れる。人間性も素晴らしくて、会社員をさせてもトップセールスを取ると思う」と言及。新生近鉄が上位進出へ、力強く歩み始めた。