北陸、浜野主将欠くも接戦制す「1つ1つ勝つだけ」

8強入りの原動力となった北陸の重野凱紀(中央)(撮影・赤塚辰浩)

<全国高校バスケット選抜優勝大会:北陸86-85育英>◇第4日◇26日◇男子3回戦◇東京体育館

 浜野舜司主将(3年)をインフルエンザで欠く北陸(福井)が、接戦を制した。

 先発した市橋歩、重野凱紀(ともに3年)と二上耀(2年)が得点を決める。育英に食い下がられたが、残り7秒でシェーク・ケイタ(3年)がフリースローを決め、最後の最後で勝利をモノにした。

 「チームとしてのまとまりが出てきた。1つ1つ勝つだけ」。久井茂稔コーチ(51)は手応えを感じていた。