仙台育英が初戦快勝、丹野監督2回戦へ「楽しみ」

後半8分、仙台育英はFB萬田(右から2人目)が左に切り込み、左中間トライを決める(撮影・佐々木雄高)

<高校ラグビー:仙台育英54-10若狭東>◇1回戦◇28日◇近鉄花園ラグビー場

 仙台育英が4年連続になった花園・第1グラウンドでの初戦を白星で飾った。

 開始2分に先制トライを許したが、動じることなく計8トライ7ゴールを決めて快勝した。21大会連続23度目の出場で花園通算成績を22勝21敗1分け(抽選負け)とした。

 06年度の8強進出後、2回戦の壁に阻まれている丹野博太監督(51)は「春に思っていたメンバーが初めてそろったので楽しみ。(大会初戦になる)シード校に30日の難しさを感じさせてやりたい」と、Bシード中部大春日丘(愛知)戦に意欲。フッカーー小林壮史主将(3年)は「完封できなかったのは残念。でも次もある。できれば無失点に抑えたい」と、花園でのチーム初完封勝利に闘志を燃やした。